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~屋根塗装の時期はいつ?何年後?屋根塗装を行うベストな季節は?~ その疑問プロがお答えします!

屋根塗装にベストな時期

屋根塗装におけるベストな時期や季節はご存じでしょうか?早すぎてももったいない、遅すぎても手遅れになる・・・などでお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは屋根材別に塗り替えのサインや目安をメインにご紹介します。屋根塗装をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

①屋根塗装をしないとどうなるの?

屋根塗装を行わないことによって生じるリスクはいくつかありますが、代表的なものとして雨漏りが挙げられます。塗料には屋根材を保護する目的がありますがその性能が損なわれてしまいますと雨水が建物内部に浸水してしまい建物内部からダメージが発生してしまいます。また、塗料が劣化してしまい屋根材の反り返りやひび割れが発生し、その結果雨漏りや屋根材の落下などのリスクが生じます。
そうなってしまいますと、本来であれば塗装だけで済んだ施工が壁材の張り替えなどの大掛かりなリフォームになってしまいより施工費も高額なものになってしまいます。
屋根材と言っても様々な材質があり塗装のタイミングも異なります。ここでは屋根材別の塗装の目安時期をご紹介します。

スレート
平板状ものもが多く、軽量であることが特徴です。そのため、重みによる建物に与える影響は少なく耐震性の高い屋根材です。一方デメリットとしては耐久性と防水性が優れておらず5年~10年に1度塗り替えを行う必要があります。

トタン
古い家、築年数としては30年~40年の家に用いられていることが多い屋根材です。現在はトタンを用いて家づくりをすることもかなり稀な状況です。金属屋根の一種で亜鉛メッキ鋼板を使用しております。軽量なため耐震性には優れておりますが、耐熱性、防音性の低さがデメリットです。金属を用いた屋根材で経年劣化によるサビが発生してしまいますと浸食が早いため定期的なメンテナンスが必要です。こちらも5年~10年に一度塗り替えを行う必要があります。

セメント瓦
かつてよく使用されていた屋根材で近年の新築ではあまり採用されなくなりましたがセメント瓦の建物は多くあります。耐用年数も長くコストパフォーマンスの点で非常に優れており人気の屋根材でしたが、耐震性に欠けており割れやすい屋根材となっております。また、セメント瓦は塗膜が剥がれてしまうと劣化が早い特徴があるため塗装による定期的なメンテナンスが必須です。塗料の耐用年数が切れてしまう前に塗装を行う必要があるため、こちらも5年~10年での塗り替えが必要です。

ガルバリウム鋼板
金属屋根の一種で見た目がお洒落で近年では一般住宅にもよく使用されている屋根材です。軽量であり加工も容易にできる材質ですので耐震性、耐久性にも優れおります。一方、デメリットとしてはトタンと同様で金属屋根であるため耐熱性と防音性には優れておりません。塗り替え時期の目安は10年~25年と長めですが、サビや腐食が目立つようでしたら早めのメンテナンスが必要になります。定期的に確認し状況に応じたメンテナンスを行いましょう。

粘土瓦
結論から申し上げますと粘土瓦は塗り替えを行う必要がありません。屋根材としても非常に優れており、築100年以上経過している建物でも一度もメンテナンスを行っていないという事例もございます。屋根材としては高価なものになるので導入時にコストがかかりることが唯一のデメリットです。


②見て触ってわかる!屋根塗装のタイミングを知るサインとは?

どのような症状、状態になったら屋根塗装をすればいいのか。ここではご自宅の屋根が教えてくれる屋根塗装時期のサインをご紹介します。

雨漏り
例を挙げると金属屋根のサビによる浸食の影響で雨漏りは発生します。そのほかの屋根材でも劣化やひび割れにより雨漏りが発生し建物内部へのダメージが蓄積されます。
雨漏りの場合は一刻も早いメンテナンスが必要です。放置していても悪くなる一方です。天井に雨染みや雨漏りが見受けられた場合は早急にメンテナンスを施し対応しましょう。

屋根材の割れやヒビ
主にスレート・セメント瓦・粘土瓦の屋根材に見られる症状です。屋根材に施されている塗膜が剥がれてしまい雨や外気などの影響を屋根材が直に受けてしまっている状況です。その為、劣化の速度も早まりメンテナンスが必要な状況になります。また、劣化が進行しますと割れやヒビはもちろんですが最悪の場合屋根材の落下の恐れもあります。
これ以上屋根にダメージを蓄積させないためにもメンテナンスを早急に施しましょう。

コケ、カビ
屋根材が緑色に変色している場合はコケやカビにが発生している可能性があります。日当たりの状況や湿度による影響により発生することもありますが塗膜の劣化で引き起こされることもあります。
緊急性が高いわけではありませんが、放置しておくと屋根材の劣化につながります。見た目も損なうため早めに対応しましょう。

屋根の色あせや変色
外から屋根を見た場合に色むらや変色が確認できた場合は塗り替え時期のサインです。この症状は屋根材の劣化が始まっているサインですので定期的な観察が必要な状況になります。また、色あせや変色はすべての屋根材に起こる症状ですので要注意です。
雨漏りや屋根材の落下などの症状が起こる前に早めのメンテナンスを検討しましょう。

塗膜の剥がれ
塗膜の剝がれが確認できる場合は屋根材がむき出しになっており劣化が進行している状況です。塗膜による屋根材の保護機能が無い状況になっておりますので劣化の進行が早まっている状況になりますので早急な対応が必要です。塗装しているすべての屋根材に起こりえる症状です。また、前述したサビと同様で剥がれた部分からどんどん進行していくので早期のメンテナンスを検討しましょう。

以上が主な屋根塗装のタイミングを知るサインです。様々なサインをご紹介しましたがこれを機に一度ご自宅の屋根を確認してみてはいかかでしょうか?また、塗装と言ってもどの種類の塗料を使用するのか、耐用年数は何年なのかなど様々です。下記に耐用年数について詳しく説明している記事をご用意しておりますので合わせて確認してみましょう。

合わせて読みたい!屋根塗装の塗料別耐用年数


 

③春夏秋冬、屋根塗装はどの時期がおススメ?

塗装工事を行うのに向いている季節とそうでない季節があることを覚えておきましょう。
季節ごとの特徴をそれぞれ表にまとめましたので参考にしてください。

季節別塗装工事表

梅雨時期は閑散期になるため、比較的に塗装業者との打ち合わせはスムーズに行えるでしょう。また、繁忙期になると値段が上がる業者もいるようですが、金額の設定は会社によって様々です。担当者の方とよく話し合って値段や塗料のグレード、施工時期を打ち合わせしましょう。


④屋根塗装を行う上での注意点とは?

最後に塗装工事を行う上での注意点をご紹介します。失敗しない塗装工事を行うためにも参考にしてください。

・業者への連絡は早めに行うようにしましょう。
先ほどの表からも分かるように、梅雨時は閑散期でそれ以外の時期は施工のため業者と連絡がなかなか取れないことがあります。塗装工事を行う際は必ず2~3か月前には業者に連絡し希望の施工時期と施工内容を正確に伝えるようにしましょう。また、レスポンスや打ち合わせが丁寧でわかりやすい業者ほど施工も丁寧にしっかりと行ってくれる傾向にありますので、打ち合わせの際にご自身の目でいい業者なのかどうか厳しい目でチェックしましょう。

こんな業者には注意!
工期が明らかに短い、値段が他社と比較して安すぎる、打ち合わせの際に分かりにくい、など他にもたくさんありますがこのような業者には注意が必要です。
工期が短いということは必要な工程を省いて施工する可能性があります。例えば下塗りを行わないなど手抜き施工の可能性があります。値段が安すぎる業者も同様で、行程を省いて施工しグレードの低い塗料で施工されてしまう可能性があります。事前にGoogleの口コミなど利用した人の声を確認すると同時に打ち合わせや挨拶の際に厳しい目で判断するように注意してください。

外壁と屋根を同時に行うことでコストダウンに・・・?
外壁と屋根を一度に塗り替えることによってコストダウンすることが出来ます。理由は足場を組みなおす必要が無いためです。足場代も15万円~20万円ほど費用がかかりますので、まとめて一度に塗装を行うことによって足場代を抑えることが出来ます。もちろん一度に発生する費用は膨らんでしまいますが、将来的にコストダウンすることに繋がります。可能であれば屋根も外壁も一度に塗り替えてしまうことをおススメします。


⑤まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は屋根塗装を行うベストな時期についてご紹介させていただきました。また、屋根塗装の塗り替えのサインもご参考にしてください。屋根は外壁と比較しますと普段目にしにくい箇所であるため、見落としがちですがご自宅にとっては非常に重要な部分です。また、雨風や日光による劣化も外壁に比べて早い傾向にあるためご自宅を長く綺麗に保つためには定期的なメンテナンスが必要な個所になります。
皆様の屋根の状態はいかがでしょうか?これを機に一度自分の目で大切なマイホームの屋根の状態を見て確認してみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございます。
あなたにいい塗装工事が出来ますよう心よりお祈り申し上げますm(__)m